新たな職業として世の中にも認められつつあるYouTuber。WEB制作者としてYouTuberが自分達の公式ホームページを持った方がよい3つの理由を解説します。
目次
案件獲得のためのブランドイメージを作れる
YouTuberは動画の前や途中に流れる広告だけでなく、企業からのサービス・商品の紹介依頼を受けることも収入の1つとなります。動画コンテンツは今やテレビに負けないインプレッション率をもっていて、企業は宣伝のためYouTuberに多くの費用を支払い、サービス・商品のマーケティングを行なっています。
では、YouTuberはどのように紹介案件を獲得するでしょうか。
アフィリエイトサービスを使う
アフィリエイトは商品を紹介することで紹介報酬をもらう仕組みです。amazonや楽天の商品を動画で紹介して概要欄(動画の説明部分)にリンクを書いておき、閲覧者がリンクを踏むことで紹介報酬をもらうことができます。
ASPという「A8」や「マネートラック」などの企業が広告を出品しているプラットフォームも利用可能です。ASPの広告はリンクから商品購入やサービス利用で報酬が発生する仕組みになっていて、ブログサイトと相性が良くYouTube動画との相性は良くないのですが、誰でも簡単に紹介案件を探すことができるメリットがあります。
企業から直接依頼をもらう
もう一つ企業から商品・サービスの紹介を直接依頼される案件があります。この場合は紹介する動画自体に報酬が発生します。なのでアフィリエイトサービスよりも報酬の獲得が安定します。
企業が依頼をするYouTuberの選定基準は以下の3点です。
- 過激な動画や権利侵害のある動画を配信していないか
- 動画の視聴者が商品・サービスのターゲットとして適しているか
- 商品・サービスのブランドイメージに合った動画を配信しているか
動画コンテンツの方針やスタイルを確立しておくことが大事で、これがブランディング化につながります。
このブランディング化の補助役割となるのが公式のWEBサイトを作成することです。
企業はYouTuberに紹介依頼をするにあたって全ての動画を見るような多くの時間を費やすことはできません。YouTuber公式のWEBサイトを持ち、自己PRや自分達の動画スタイルに特にあった動画一覧、TwitterやInstagramなどのSNSの投稿一覧を作成することで、企業に自分達のコンテンツブランドをアピールしやすくなります。
自分達のグッズやイベントの宣伝ができる
YouTuberは何よりファンを増やすことが大切です。ファン獲得のためには多くの時間を自分達に接してもらえるか、が重要です。そこでグッズ作成やイベントの開催をして視聴者と接する機会を増やすことも多いでしょう。
申し込みにGoogleフォームを使用されがちですが、この時にWEBサイトをもっていると便利です。イベント申し込みにあたっての詳細説明や、「Shopify」や「BASE」といったECサイトを利用することで商品アピールや購入までの動線を確立しやすくなります。
また、開催済みのイベント一覧を表示することで新規ファンが次のイベントを期待させる効果も見込めます。
有名なYouTuberは当然のように公式WEBサイトや所属事務所サイトのプロフィールページを持っており、そこでもやはりコラボ商品や公式グッズの販売、イベントの情報がまとめられています。
そもそもYouTuberはWEBサイトを作成しやすい
WEBサイトは画像と動画をふんだんに使用してデザインすること大切です。YouTuberは動画作成の上で多くの動画やサムネイル用の画像など、WEBサイトで使用できる素材を既に持っています。
現在、ドラマ関連やゲーム関連などさまざまなジャンルの動画がテーマのYouTuberが活躍しています。その中で特にWEBサイトを作るのにおすすめのジャンルを2つ紹介します。
ガジェット関連
ガジェット関連動画は商品のレビューや比較を主におこなっています。動画撮影では開封や使用時、組み立て時に写真を撮影することも多いので、ブログサイトを開設することで、YouTubeとブログの広告収入の2つの収入源を見込むことができます。
このようにAmazonアソシエイトのリンク画像を挿入してサイト訪問者の興味を誘うことが効果的です。楽天アフィリエイトや上で紹介した、ASPを利用したアフィリエイトでも同様に、YouTubeの動画とブログの文章で紹介することで紹介報酬を獲得しやすくなります。
ものづくり関連
手芸やDIY・小物作りなどをテーマに投稿しているYouTuberも自身のWEBサイトを持つことをおすすめします。作った作品をサムネイルにした独自のYouTube動画一覧を作成したり、作った作品をECサイトを使って販売することができます。
こちらも制作過程をブログとしてまとめることができるので、ブログサイトとしても広告収入を見込むことができます。
動画を投稿したら自動でサイトに表示する
YouTubeとブログサイトの両立する上で、動画を更新するたびにサイトでも、「サムネイル画像を投稿して」「文章を入力して」との作業は大変手間です。
ZATYのWEB制作では、YouTube動画を投稿したら自動的にサムネイル・タイトルを使った動画一覧や動画の詳細ページを生成するプログラムを使ったWEBサイトを制作できます。
WEBサイトによっては、すでに運用しているサイトである場合でもプログラムを反映することも可能です。ご相談やご質問は無料で対応していますので、ぜひお問い合わせページからご連絡ください。
まとめ
今回は、YouTuberだからこそおすすめできるWEBサイトを持つべき理由を3つ紹介しました。
WEBサイトも、ブログ・商品販売・プロモーションと種類も多くありますが、YouTuberはそのすべてを利用することが可能です。「自分自身」を売りにするYouTuberは、注目される機会ができるだけ多い方が効果的だと考えています。
まずは、名刺代わりになる自己PRの簡単なサイトから作成してみてはいかがでしょうか。