企業のホームページを何年か前に作ったはいいものの、更新費用を払うだけで放置していませんか?ホームページは作ることがゴールではなく、完成してからがスタートです。でも、数年経ったらデザインやWEBサイトの技術も進化するもの。
公式ホームページを運用するならまずはデザインの改修をしてみませんか?
目次
ホームページ改修とは
ホームページ改修は、今公開しているホームページのデザインや文章をベースに現代の新しい技術やトレンドのデザインを取り込んだWEBサイトに作り変えることです。
企業側で簡単に内容を更新できるシステムである「WordPress」などを導入したり、事業についての新しいページを追加したりすることで、新しい層の訪問者を見込むことができます。
数年前のホームページではスマホを想定したデザインになっていない場合もあります。今はあらゆるデバイスを想定してデザインが崩れないホームページを作ることが常識です。
また、サイトのコード構築もこの数年で大きく進歩しています。現在のルールの則ったコード構築でないとGoogleから正当な評価を受けられない可能性があります。その場合、想定しているキーワードで検索してもホームページが表示されなくなってしまいます。
具体的なリニューアル案
それでは具体的にリニューアルをすべき箇所を解説します。
セキュリティの改善
ホームページはセキュリティ対策をしないまま利用していると、攻撃の対象になってしまう可能性があります。さらには、そのホームページを介してホームページを閲覧している訪問者に対して攻撃を行なわれてしまうこともありえます。
また、WordPressのようなオープンソースのCMSを利用している場合は、WEBサイトの仕組みが公開されているため、攻撃対象になりやすいと考えられています。
以下のセキュリティ対策を講じましょう。
- SSL化(httpsから始まるURL)をする。
- ログイン機能があるWEBサイトの場合はパスワードを必ず複雑にする。
- ログインURLをデフォルトから変更する。
- お問い合わせなど、訪問者が入力できる部分は特に気をつけて対策をする。
クローラーのための技術施策
WEBサイトは、Googleなどの検索エンジンのクローラーと呼ばれるBOTにコンテンツを解析してもらうことで、検索結果に表示される仕組みです。この検索結果の上位に上げる施策をSEO対策といいます。
具体的なSEO施策はそのサイトによってかなり異なります。
特に、重複コンテンツが存在している場合、コンソールに致命的なエラーが表示されている場合、読み込み速度が極端に遅い場合は、クローラーが価値の低いWEBサイトと判断されてしまう可能性が高まります。
.htaccessというリダイレクト処理をするためのファイルの設定や、画像などのファイルの圧縮の施策が有効です。
コンテンツの更新や追加
検索エンジンは、最新でオリジナリティのある内容が掲載されているWEBサイトを価値の高いサイトとして評価します。
ホームページのコンテンツを長い間更新していない場合や、サイトに掲載されている情報が少ない場合は、コンテンツの更新・追加することをおすすめします。
特にNEWSコンテンツやブログを導入する施策が有効です。
デザインの更新
WEBサイトのデザインにもトレンドがあります。古いトレンドデザインのホームページを掲載していることで、訪問者が情報が古いと判断し離れてしまう可能性があります。
また、WEBサイトを構築しているHTML(コーディング言語)も時代によって要素が変わっています。古いタグを利用していたり、ユーザビリティの低いHTML構築で運用している場合は、クローラーが価値の低いWEBサイトとして判断する可能性があります。
リニューアル制作の流れ
リニューアルは新しくホームページを制作と同じような流れで進む場合がほとんどです。数ページだけ新しくページを追加する場合や、デザインの変更はせず「WordPress」だけ実装する場合、ページの一部分のみデザイン変更やアニメーションを追加する場合は、少ない工程で制作することが可能です。
一般的に制作の流れは以下のようになります。
- 打ち合わせ
- デザインの計画・設計
- コーディング・開発
- 最終修正
- 公開・運用
費用は制作するページの数や修正するデザイン部分によって大きく変動します。ZATYでWEBサイトリニューアルをする場合の詳しい費用のご相談はお問い合わせからご気軽にご連絡ください。
今価値のあるWEBサイトとは
せっかくリニューアルするなら、かっこよくおしゃれなサイトにしたいですよね。打ち合わせの前段階でデザインの考えが固まっているほどスムーズに制作が進みます。
WEBサイトはマウスの動きやクリックに連動した簡単なアニメーションがあるだけでも、訪問者に印象付けることができます。今は3Dを使ったWEBサイトも流行っています。
おしゃれなWEBサイトとは何か。については以下の記事で詳しくまとめたのでこちらもご覧ください。
まとめ
今回は古いWEBサイトのリニューアルについてまとめました。企業のWEBサイトは直接利益に繋がるように感じるのが難しいので、ついつい後回しにしてしまいがちです。
しかし、せっかく作ったWEBサイトなのに古い情報が載っていては訪問者に誤解をさせてむしろ評価は悪くなってしまいます。
あなたのWEBサイトを自分自身で管理できない状態になっているのであればまずはそこからWEBサイトのリニューアルを考えてみてはいかがでしょうか。
ZATYでは、WordPressを使ったWEBサイト制作やサイトの一部分のリニューアルも承っております。まずはお問い合わせからご相談ください。