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企業の公式ホームページにブログコンテンツが必要な2つの理由

ホームページにブログコンテンツを掲載していますか?事業の情報や沿革、採用情報などを掲載しますが、ブログコンテンツは掲載していない企業ホームページも多いと思います。

また、ブログ機能はあるもののほとんど利用していない場合も見受けられます。

そもそも企業のホームページでブログコンテンツを掲載すべき理由はなんでしょうか。

この記事では、企業のホームページでブログを運用することで得られる大きな2つのメリットを解説します。

ブランドの強化

ブログを定期的に更新で企業の実務やイベント情報、専門的な情報の発信をすることで、企業のブランディングの向上に繋がります。

契約や打ち合わせなどの際に、あらかじめ相手企業の名前やサービスを調査すると思います。ブランディングはB2C・B2B問わず企業と契約する相手の判断材料として極めて重要です。

それでは具体的に業種別でどのようなブランディング施策ができるか解説します。

  • 小売業
  • 建築業、建設業
  • 飲食サービス業
  • 医療、福祉業

小売業

専門店やスポーツ用品店、楽器屋などの小売業者は、特に地域によるブランディングが重要です。

ブログでは、地域をターゲットにしたコンテンツとして活用できます。地域の情報やイベントに関する記事を公開することで、その地域内での信頼性を高めることができます。

また、公開した記事の閲覧回数などのインプレッションを計測することで、地域のニーズに対する商品やサービスの改善や需要の理解を深めることも可能です。

建築業・建設業

建築業界は「専門的な技術を持っているか」「評価できる実績があるか」が特に重要です。

施工事例から、プロジェクトの詳細や特徴を紹介するブログ記事を公開することで、事業の信頼性を高めることができます。

環境への配慮に関する情報やトレンドに対する情報も事業のブランディング強化に繋がります。

飲食サービス業

飲食業界のブランディング施策は、昨今SNSが主流ですが、ブログからの発信も顧客が情報を得る入口として十分価値があります。

季節に合わせたおすすめ料理の更新や、新メニューの情報の掲載することで、店舗の新鮮な魅力を顧客に提供することができます。また、画像や文章の自由度が高いので、料理の写真やこだわりについて詳しく紹介することができます。

またイベントやコラボレーション商品などを定期的に更新することで、リピーターの獲得にも繋がります。

ローカル店舗の場合は、SNSからの発信は他店舗の情報に埋もれてしまう可能性もあるため、ブログとして定期的に情報を掲載することがブランディング強化として効果的です。

医療・福祉業

医療・福祉業のブランディング施策として、利用者の体験談や取り扱っている専門技術の公開が重要です。

利用者の体験談を、ホームページに一覧掲載することで事業の信頼性や安心感を高めることができます。ブログコンテンツを利用することで、情報の追加を手軽に行えます。

また、症状や症例についての専門性の高い記事は利用者にとって関心のある情報です。ブログの定期的な更新によって、利用者へ事業の専門性をアピールできます。

SEO対策

ブログコンテンツは、SEO対策としてとても有効です。SEO対策とは、検索結果の上位に上がりやすくなる施策です。Googleの検索エンジンの場合、クローラーと呼ばれるBOTプログラムがWEBサイトを巡回することで、WEBサイトの構造を解析します。

SEO対策は多くの有効な施策な提案されていますが、Googleは以下コンテンツを品質の高いコンテンツとして提示しています。

Googleが提唱している品質の高いコンテンツとは
  • 読みやすい文章であるコンテンツ
  • 段落などの文章をわかりやすくまとまったコンテンツ
  • 新規性が高い独自のコンテンツ

品質の高いコンテンツ

高品質のコンテンツを作成するSEO対策とブログ機能は相性がとても良いと考えられます。

ブログ機能は、そのページの更新や情報の追加が容易になるよう構築されています。

ブログで公開した専門知識や業界の情報を、さらに品質の高いコンテンツにするためには、試行錯誤が必要です。

トレンドや検索されたいキーワードをコンテンツに取り入れることが重要です。

間接的なSEO対策

先述した通り、検索エンジンがWEBサイトを把握するためにはクローラーが解析しやすいWEBサイトの構造にすることが大切です。

クローラーは内部リンクを辿ることでによってWEBサイトを解析します。内部リンクをたくさん配置ことが必ずしも良い施策というわけではありません。ですが、複数のブログ記事で内部リンクを網羅させることはSEO対策として有用であると考えられます。

WEBサイトの品質の判断材料として、滞在時間や直帰率があります。適切な内部リンクを設置することで訪問者のページ回遊率を上げることができます。

マーケティング観点において、ブログ内でトップページやお問い合わせに繋がる動線を作ることも大切です。

内部リンクを設定する時の注意点
  • リンクのテキストは、リンク先の情報がわかりやすくなるようにしましょう。
  • リンクテキストと通常のテキストをはっきり区別できるようなデザインにしましょう。
  • 画像リンクの際は、alt属性を設定し、どのようなリンクなのかをクローラーに提示しましょう。

既存のホームページにブログを追加する

既に作成してあるホームページに、追加でブログコンテンツを掲載することも基本的には可能です。一部、WEBサイト構築のサービスを利用している場合に、追加コンテンツを実装できない可能性もあります。

ブログ機能は、CMSと呼ばれるコンテンツ管理システムによって実装されます。CMSを利用することで、コンテンツの更新やページの追加が容易になります。

ブログコンテンツを追加することで以下のコンテンツをトップページに追加掲載することができます。

  • 事業の新着情報を掲載したニュースコンテンツ
  • 人気の投稿の上位3位を掲載したランキング
  • 事業の新規実績や店舗の掲載

新たに実装したCMSでコンテンツを更新するだけで、今まで変更されることの少なかったトップページの情報を簡単に更新することができます。

まとめ

今回はブログコンテンツを運用することで得られるメリットを紹介しました。

ブログコンテンツは、更新していること自体がその事業の信頼性につながるコンテンツです。一方で、その事業の看板を背負っていることを理解して、コンテンツを作成することが重要です。

個人的な見解を発信するなどで、マイナスブランディングに繋がる可能性もあります。それだけ、ブログコンテンツがブランディング施策として有用であることを考慮して更新しましょう。